軽率

 金さえあればなんとかなるが金がなければ1mmと動かない課題が5〜10件立ちはだかっていてもんどり打つがもんどりを打って解決する事態であればもんどりを打てばいいだけでありそういかないから打ったもんどりも宙に浮くばかりだがまんじりともしていられない。

 まんじりとしていなければ前向きに進展する案件であれば明鏡止水の心持ちでまんじりせずただただ押して忍ぶのだが無粋とか野暮が恥とされない時代であるし、そういう外面を気にする社会意識みたいなものにさんざんっぱら痛い間に合わせられた自分であるからして、もっと唯物的唯識的にありたいと思う。共産主義とか社会主義とかはわからない。

 きのうの夜は寝落ちしていたらとよかわさんが帰ってきて、偶然に布団で寝ることができた。でも寝坊して仕事休んじゃった……。それでしばらく遅寝してたのだけどこういうときは変な夢ばかり見るので休まらない。めしを食べて、使わない機材をメンテ(シール剥がして拭くだけ)して、池袋へ売りに出る。

 土曜の池袋は楽器屋も混んでいて、査定も1〜2時間待ち。なのでこのブログを書いている。

 きのうSさんにLINEを送った。彼女いわく俺はSさんを恋人だと思ってる人、としか認識できないとのことだったので、もうSさんを彼女と思うことも、俺がSさんの彼氏だと思うのもやめますと伝えた。痛い思いをさせてしまったと謝られたがSさんが謝る必要はまったくない。なにも起きていないので。なにも起きていないのにとても悲しい気持ちになる。もうしばらくしたら立ち直ると思うがその自分の厚顔無恥ぶりもいやになる。自分は繊細な文学青年でなかったのか。

 

 機材買い取りの査定が終わるまでまだ1時間くらいある。暇で街中で缶チューハイを3本くらい空けてしまった。このあと新宿で仏教の勉強会があるのでそれにも行かなければならないのだが、あまり酒臭いと帰らされてしまう。

 俺の実家はわりと新宗教というかカルトっぽい宗派の寺だったのだが、だからといってそれがいいとも悪いとも思わない。父の死後、俺は宗旨替えを余儀なくされホンイキで仏法に取り組まずを得なくなった。宗教は、飼い殺され完全に健康を失い、働く能力をなくしていた俺を、実家から出してくれた。その代わりまた服従のオーディションを俺にかけている。信徒/信者を値踏みする宗教や神仏ならいらない。ご利益もくれずに奉仕を強いる寺院は燃えてしまえばいい。