漫画

 

瓶詰の地獄 (ビームコミックス)

瓶詰の地獄 (ビームコミックス)

 

 喫茶店で読むような内容じゃなかった。家で読んだ。

 熱烈なファンではないが、丸尾先生の作品は好き。もう『ギチギチくん』みたいなのは描かないのだろうか。現代ものも読んでみたいけど、どうでしょうね。

 

 

  mixiの福満先生コミュの初代管理人をやっていた程度にファンです。こっちがノイローゼでmixiやめるときに、お言葉をいただけて嬉しかった。

 本作はタイトルで「自分漫画かな?」と思ってしまいましたが、フィクション作品です。常に射精寸前のリビドーと、オロカスケべというかオロカワイイ登場人物の思索と神経戦が交錯して、全体的に張り詰めた、あとちょっと触るだけでイクみたいな雰囲気が漂っています。そして筆致というか画風の変化。『うちの妻ってどうでしょう?』『僕の小規模な生活』では見せることのなかった劇画風のタッチ。福満しげゆき=ネガティブウジウジ自省漫画のイメージと決別した新たな挑戦作だと思いました。お色気・エロも過去最高というか、(時代/地域によっては)読むだけで逮捕されるレベルの仕上がりです。

 

 

人間失格 1 (ビッグコミックス)

人間失格 1 (ビッグコミックス)

 

 『人間失格』は太宰治の中では好きな作品ではなくて一回しか読んでなかった。それで内容もあまり覚えてなかったんだが、これよんで、改めて葉蔵(主人公)嫌いだわー、と思い当たったのだった。

 伊集院光氏が馬鹿力で人間失格について「"逆上がりをわざと失敗して道化を演じる主人公"が"それを見透かした知恵遅れ"にわざと失敗したのを指摘され戦慄しているのを見て、校庭の隅でガタガタしてる奴。それが自分」というようなことを言っていた。

 わたしもそう、というわけではない。なんかこう、ねえ。2巻も買いました。